【アメリカの高級赤ワイン】ワシントン州のおすすめワイン7選

1978年にアレックス・ゴリッツィン(ガリツィン)と妻のジャネットによって設立されたワシントン州でももっとも古い家族経営のワイナリーのひとつ。

初ヴィンテージは79年、92年には息子のポールがワインメーカーとして加わり栽培、醸造の指揮をとる。コロンビアバレーのホースヘブンズとレッドマウンテンの両AVAに、シャンプー、ガリツィン、マッハワン、パレンガットの4つの畑をもち、量より質にこだわるワインづくり。

ロバートパーカーのワインアドヴォケイト誌から計6回の100ポイントを獲得するなど専門家からの評価が非常に高い。2011年にはホワイトハウスで中国の胡錦濤国家主席とのディナーで提供された。ワシントンを代表するカベルネ・ソーヴィニョン。

チャールズ・スミスによって2001年にワラワラバレーに最初に設立されたワイナリー。1999年が最初のヴィンテージ。

チャールズはその他にも、2015年にボルドー系、シャルドネ、サンジョベーゼをはじめとするイタリア系品種、等それぞれのブランドを持つワシントンで最大の独立系ワイングループを率いる。

その中でもKヴィントナーズは単一のブドウ畑のシラーをつくることからはじまったローヌ系中心のワイナリーで厳選されたブドウから小ロット、天然酵母でつくららる高級ワインのブランド。

評価も高くワインエンスージアストで100ポイント、ワインアドヴォケイトで98ポイント、ワインスペクテータ誌でも95ポイント以上を何度も獲得する実力のシラー。

フランス出身のクリストフ・バロンが1997年にワラワラバレーに設立したワイナリー。シャンパーニュとブルゴーニュでブドウ栽培を学んだ後にワイナリーのインターンシップでワラワラバレーにきたのがきっかけ。

10エーカーの土地を購入しシラーを中心としたブドウを植栽。石の多い土壌は母国のローヌ渓谷南部やシャトーヌフデュパプを思いださせる。「石」を意味するフランス語とネイティブアメリカンの部族にちなんでカユース(Cayuse)と名付けられた。

設立当初から有機栽培にこだわり、2002年にはビオディナミック農法に完全におこなうワシントンでも最初のワイナリー。現在では計41エーカーの5つのブドウ畑を所有し、それぞれ土地のテロワールを重視したワインづくりを行う。

12種類のワインをリリースするがいずれも少量生産でメーリングリストでの販売が基本、特に生産量の少ないワインはカルトワインとして入手が困難。

1977年にゲイリー・フィンギスと妻のナンシーによって設立されたワラワラバレーで最初の商業ワイナリーでありゲイリーはワラワラバレーのワイン産業の創設者としても広く認識されている。

1996年には息子のクリスが加わる。2001年からはワインメーカーとしてレオネッティを率いる。ワラワラバレーに５つの畑を持ち、「地中の目に見えないところでおこることは地上でのワインメーカーによる努力より重要」という考えのもと各ブドウ畑の土壌に情熱を注ぐ。

栽培、醸造、セラー管理とどれをとっても妥協を許さない超一流のワインづくり。ワインアドヴォケイトでの100ポイント獲得をはじめとして評価も高く、販売は基本的にはメーリングリストでの順番待ち。

2004年にマイクとゲイル・レインバーンによって設立された小さな家族経営のワイナリー。2つのブドウ畑からローヌスタイルの赤と白ワインを生産。

2007年が初ヴィンテージで一貫して複雑さ、深みのある味わいと仕上がり、独特のテロワールを備えたワイン。ブルーマウンテンのふもとにあるインザロックスは岩だらけの土壌が特徴でユニークでバランスと取れたワイン。

もうひとつの標高480メートルのフフットヒル・イン・ザ・サンは昼夜の寒暖差の大きなシルト質ローム土壌は酸味と鮮度をもったワインづくりに役立つ。

自分たちが愛し自分たちが栽培している品種を特別な場所に植え最新の注意を払ったワイン造り。

イタリア、トスカーナのアンティノリ家のピエロ・アンティノリとシャトー・サンミッシェルのアンドレ・チェリチェフがパートナーシップを結び1995年に初ヴィンテージをリリース。

2007年に新しいワイナリーをオープンしレッドマウンテンの自社畑にはカベルネ・ソーヴィニョンの5つのクローンを主体にメルロー、カルメネール、マルベック、カベルネフラン、シラーなどが栽培される。密度、傾斜、風、太陽の方向など細心の注意を払って計画されたブドウ畑。

「細部へのこだわり、ワインの品質を向上させる方法を探すことをけっしてやめない」という哲学のもと、全てのステップに細心の注意を払ったワイン造り。

1992年に４人の創設者によって設立されたワイナリー。ワシントンにおけるボルドースタイルのブレンドのパイオニア。

12を超えるボルドーとローヌスタイルのブレンドワインのポートフォリオを持つ。レッドマウンテンの畑をはじめとしてワイントン内でも最高級のワイン畑からブドウを調達し、ブドウ品種だけでなく各ブドウ畑の組み合わせにも焦点をあてている。

ロバートパーカーから「ワシントンのラフィット・ロートシルト」と呼ばれワシントン州ではじめての5つ星の優れたワイナリーとして紹介されたほか評論家や専門誌からも高い評価をうけている。