アメリカの赤ワインといえばカベルネ・ソーヴィニョン、ピノノワールの2品種が定番。またアメリカ独自の品種としてはジンファンデルが有名。
それらと比較するとシラーは生産量も少なくで店舗でみかけることは少ない品種ですが、近年は人気が高まり生産量も増加中。
温暖な気候、多様な土壌は栽培にも最適でアメリカのシラーはオーストラリアと並んでニューワールドの中で高く評価されている国。
その代表格がSine Qua Nonでアメリカを代表するカルトワインのひとつ。神の雫で「十二使徒」として紹介されたこともあり日本でも有名なワイン。
それ以外にも少量生産ながらパーカーポイントで100点を連発するようなワインなどもあります。
そんなアメリカの最高級のシラーを紹介したいと思います。カリフォルニア州のセントラルコーストやワシントン州のコロンビアバレーなど有名な産地を中心に13銘柄を価格別に紹介します。
カリフォルニアの3大シラー
シネクアノン(Sine Qua Non)

カリフォルニアのカルトワインでも最も有名なワイナリーのひとつ。シラー、グルナッシュなどローヌ品種を中心に毎年異なるラベル、名前、ブレンドをリリース。
ロバート・パーカーのワインアドヴォケイトで20回以上100点満点を獲得するなど非常に評価の高いワインをリリースしている。
サンタバーバラとその南のオークビューに計4つの自社畑を所有、それぞれが異なる土壌と微気候(マイクロクライメイト)を持つ。
醸造はロサンゼルスのすぐ北のベンチュラ。1994年にリリースしたThe Queen of Spadesが最初のヴィンテージ。自然が与えてくれたことを全てワインで表現することを目標に、熟した風味豊かでありながら、優雅でバランスの取れたワインづくり。

ワイン名 | ツィーハルモーニカ(Syrah Ziehharmonika 2018) |
ブドウ品種 | シラー(82%)/ムールヴェドル(6.7%)/プティシラー(5%)/グルナッシュ(2.3%)/ヴィオニエ(2.7%)/マスカット(1.3%) |
生産地 | カリフォルニア |
評論家コメント | ゴージャスなクレーム・ド・カシス、燻製肉(Smoked Game)、ベーコン、グラスから舞い上がる春の花のノート、フルボディの豊かさ、熟した、完成されたタンニン、豊かさと新鮮さの融合。 10年前と比べて間違いなくより抑制されたエレガントなスタイルで作られていますが、それでも完璧にバランスが取れており、素晴らしいタンニンがあり、魔法のワインであり、3〜5年のボトル熟成の恩恵を受けて20年の熟成が可能。 Jeb Dunnuck- 99ポイント ABV15.8%、51%新樽フレンチオーク |
実勢価格※ | $300 |
評価(vivino/専門誌)※ | 4.7/99 |
5万円弱
その他にもシネクアノンは日本では結構取り扱いが多い
シネクアノンに関連したこちらの記事
アルバン(Alban Vineyards)

アルバンは1990年にジョン・アルバンによってローヌ品種専用に設立された最初のアメリカのワイナリー。カリフォルニアにおけるローヌ品種のパイオニア的存在。
セントラルコーストのエドナバレーに位置する。太平洋に近くその影響が大きい平坦な土地で土壌は主に粘土質となっている。同地区にはアルバンの他にピノノワールで有名なタリーなどがある。
非常に高価で人気が高くリストは常に順番待ちの状態でいわゆるカルトワイン。パーカーポイントで100点を取ったことでも人気、価格の高騰に拍車をかけた。
約6,000ケースと生産は少量。シネ・クア・ノンを含む多くの有名なワイナリーにブドウを提供している。低収量で日差しが強く日照時間も長いためアルコール度数は高くフランスの伝統とは異なるがその高いアルコール度数が気になることはない。
アイルランド出身の妻の名前をつけて100%シーラのロレーヌ、97%から100%シラーで母親の名前からつけたレヴァ(2006ヴィンテージでRP100点)はともに$200近くで流通、印象的なラベルのセイモアズ(2004ヴィンテージでRP100点)は最も入手が困難なワイン。

ワイン名 | ロレーヌ・エステート・シラー/Lorraine Estate Syrah |
ブドウ品種 | シラー |
生産地 | エドナバレー、ロレーヌ・エステート |
ワインメーカー・ノート/ロバートパーカー | 全体感:赤い果実のフレーバーと甘くて丸みのあるタンニン 色合い:濃いルビー色 アロマ(香り):ブラックカラント、ビターチョコレート、ホワイトペッパー、ミント、焙煎コーヒー、タール 味わい:フルボディ、フレッシュ、長いフィニッシュ |
ワイナリー価格/実勢価格※ | – |
評価(Vivino/専門誌)※ | 4.77/96.9(過去4ヴィンテージ平均) |
サクサム(Saxum)
シラー、ローヌ品種のアルバン、シネクアノンとともに高い評価を得ているワイナリー。オーナー兼ワインメーカーのジャスティン・スミスが1998年に設立。カリフォルニアでも最も注目されるワインメーカーの一人で2007年にパーカーポイント100点を獲得したことでも有名。
パソ・ロブレスの西側、ウィロークリークに位置する自社畑。岩だらけの石灰質の土壌、急峻な丘の中腹にあり、日中の温暖な気温と日差し、冷涼な海からの風が収穫量を抑えることと熟度の高いタイミングで収穫。
6,000ケースの出荷と生産は限られておりほとんどがメーリングリストでの販売のため入手するのはなかなか難しい。
ジェームス・ベリー(2007ヴィンテージでRP100点)はグルナッシュ主体のブレンドで$98でリリースされているが実勢は$150-300程度となっている。ハートストンはヴィンテージによって大きく変わるがシラーを中心としたローヌ品種のブレンド。
パソロブレスの詳細はこちらの記事。

ワイン名 | ジェームス・ベリー・ヴィンヤード/James Berry Vineyard |
ブドウ品種 | グルナッシュ、マタロ(ムールヴェードル)、シラー、カリグナン |
生産地 | パソ・ロブレス、ウィロークリーク、ジェームス・ベリー・ヴィンヤード |
ワインメーカー・ノート/ロバートパーカー | 全体感:複雑でレンガのように構造化されたワイン 色合い:ミディアムからディープルビー アロマ(香り):黒い甘草、新鮮なローム、いちご、ショートブレッド、スミレ 味わい:リッチで構造化されシルキーでシームレスなタンニン |
ワイナリー価格/実勢価格※ | $98/$150-$300 |
評価(Vivino/専門誌)※ | 4.7/96.6(過去4ヴィンテージ平均) |
RP97の2018年ヴィンテージが30,000円強
ワシントンの2大シラー
Kヴィントナーズ(K Vinetners)

チャールズ・スミスによって2001年にワラワラバレーに最初に設立されたワイナリー。1999年が最初のヴィンテージ。チャールズはその他にも、2015年にボルドー系、シャルドネ、サンジョベーゼをはじめとするイタリア系品種、等それぞれのブランドを持つワシントンで最大の独立系ワイングループを率いる。
その中でもKヴィントナーズは単一ブドウ畑のシラーをつくることからはじまったローヌ系中心のワイナリーで厳選されたブドウから小ロット、天然酵母でつくららる高級ワインのブランド。
評価も高くワインエンスージアストで100ポイント、ワインアドヴォケイトで98ポイント、ワインスペクテータ誌でも95ポイント以上を何度も獲得する実力のシラー。
ワイン名 | ロイヤルシティ(Royal City Syrah) |
ブドウ品種 | シラー |
生産地 | ロイヤルスロープ(AVA)/ストーンリッジ |
ワインメーカーノート(2018) | 野花、樹皮、サルサパリラ、陶芸の工房、チェリーコンポート、下草、林床などのアロマ(香り)。果樹、プラム、チェリー、ハーブやスパイスの味わい。長くシルクのような優美なフィニッシュ。 ストーンリッジについて:沖積扇状地の砂利で、コロンビア川の洪水による氾濫原の上にある。表土の下に深さ15-30センチ程度のカリーチや玄武岩の層があり、カルシウムと鉄分が豊富な土壌。 ABV15%、新樽60%フレンチオーク28カ月醸造 |
実勢価格 | $140 |
評価(vivino/専門誌) | 4.6/96.7(過去4ヴィンテージ平均) |
RP98の2015が2万円台
カユース(Cayuse Vineyards)

フランス出身のクリストフ・バロンが1997年にワラワラバレーに設立したワイナリー。シャンパーニュとブルゴーニュでブドウ栽培を学んだ後にワイナリーのインターンシップでワラワラバレーにきたのがきっかけ。
10エーカーの土地を購入しシラーを中心としたブドウを植栽。石の多い土壌は母国のローヌ渓谷南部やスヤトーヌフデュパプを思いださせる。「石」を意味するフランス語とネイティブアメリカンの部族にちなんでカユース(Cayuse)と名付けられた。設立当初から有機栽培にこだわり、2002年にはビオディナミック農法に完全におこなうワシントンでも最初のワイナリー。
現在では計41エーカーの5つのブドウ畑を所有し、それぞれ土地のテロワールを重視したワインづくりを行う。12種類のワインをリリースするがいずれも少量生産でメーリングリストでの販売が基本、特に生産量の少ないワインはカルトワインとして入手が困難。
ワイン名 | カイユー・シラー(Cailloux Syrah) |
ブドウ品種(2018) | シラー94%、ヴィオニエ6% |
生産地 | ワラワラバレー |
評論家コメント(2018) | 赤と青の果実の甘い香り、ラベンダー、春の花、ベーコン、時間の経過とともにあらわれる腐葉土や木炭のニュアンス。非常に複雑で、ミディアムからフルボディ。シームレスでエキゾチックでフローラルでありながら肉厚で昔ながらのコート・ロティを思い起こさせる。このキュベはラインナップの中でももっとも早熟なシラーだが、他のキュベと同様に熟成し20-25年の熟成ウィンドも有する。Jub Dunnuck, 97ポイント ABV14.5% |
実勢価格 | $140 |
評価(vivino/専門誌) | 4.35/95.7 (過去4ヴィンテージ平均) |
最新の2019ヴィンテージが1万円台
ワシントン州のワインはこちらの記事もご参照ください。
その他のワイナリー 200ドル以下
ホナタ(Jonata)

バラードキャニオンにあるカベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、シラーを中心に生産するワイナリー。
ザ・ヒルトと姉妹関係にあるワイナリーでワインメーカーはマット・ディーズ。バラードキャニオンのなだらかな丘の上に80エーカーの自社ブドウ畑を持つ。
この土地でのワイン栽培には懐疑的な意見も多かったが、ロバート・パーカーをはじめ著名な評論家から高い評価を得るまでになった。微気候、ブドウの樹、気候、土壌の組み合わせにより多様なあじわいのワインをつくる。

ワイン名 | ラ・サングレ・デ・ホナタ(La Sangre de Jonata) |
ブドウ品種(2018) | シラー(97%)/ヴィオニエ(3%) |
生産地 | サンタバーバラ/バラードキャニオン(AVA) |
ワインメーカー・ノート(2018) | バラードキャニオンの二重性、涼しい気候のシラーのアロマ(香り)と、温暖な気候からくる豊かさを表現している。フローラルでスパイシーな香り。ブラックフルーツ、シルクのようなテクスチャーと贅沢なタンニン。素晴らしくシームレスな甘い果実味が広がる。余韻が長く、濃い果実味が印象的です。パイプタバコ、スミレ、ワイルドブルーベリー、熟した桑の実、クレオソート、タール、白トリュフ。 ABV14.5%、 |
実勢価格※ | $160 |
評価(vivino/専門誌)※ | 4.37/96.4 (過去4ヴィンテージ平均) |
アンドレミリー(Andremily)
シネ・クア・ノンで長年セラーマスターとしてチームを率いたジム・ビンズが設立したワイナリーで2012が初ヴィンテージの新星。
シラーとムールヴェドルお2品種に特化して生産している。サンタバーバラにある契約畑、アルタメサ、ラーナー、ホワイトホークなどからブレンドされている。それぞれの畑の異なる土壌、気候の影響で個性豊かなブドウをうみ、綿密なワインづくりを通じて最高品質のシラー、ムールヴェドルをリリース。

ワイン名 | シラー(Syrah) |
ブドウ品種(2017) | シラー(92%)/ムールヴェドル(5%)/ヴィオニエ(3%) |
生産地 | |
ワインメーカー・ノート(2017) | グラスから飛び出す、信じられないほどセクシーでリッチでフルボディのエリクサーです。黒と青のフルーツ、焦土、エキゾチックなスパイスを提供しています。上質なタンニンと素晴らしいテクスチャーを持ち、自然な酸味がたっぷりで、素晴らしいリフトを提供します。 60%新樽フレンチオーク 22カ月熟成 |
実勢価格※ | $150 |
評価(vivino/専門誌)※ | 4.68/98.5 (過去4ヴィンテージ平均) |
その他のワイナリー100ドル以下
ブッカー・ヴィンヤード(Booker Vineyard)
サクサムやラヴェンチャーなどこの地域で有名なワイナリーでワインづくりをしてきたエリック・ジェンセンによって設立。
パソロブレスの西地区、石灰質土壌の急な斜面の土地を2001年に取得、2005年が初ヴィンテージ。シラーをはじめとしたローヌ品種を生産するワイナリー。
2010年からバイオダイナミック農法を実践、2021年にオーガニック認証。

ワイン名 | フラクチュア(Fracture) |
ブドウ品種(2018) | パソロブレス |
生産地 | サンタバーバラ/バラードキャニオン(AVA) |
ワインメーカー・ノート(2018) | 味わいが豊かでビロードのようです。土壌と果実の興味深いバランスがあり、甘いビート、ダークプラム、チョコレートの痕跡があります。このシルキーなワインは何とでも合いますが、私たちの考えは、火のそばの塩辛いポップコーン、または黒トリュフマスタードを添えたオランダのゴーダチーズです。 ABV14.9% |
ワイナリー価格 | $98 |
評価(vivino/専門誌)※ | 4.6/95.6 (過去4ヴィンテージ平均) |
シェファー・ヴィンヤーズ(Shafer Vineyards)

シカゴ郊外出身の実業家で創設者のジョン・シェーファーと妻のベットが1972年に209エーカーの土地を購入。スタッグスリープの丘の中腹(ヒルサイド)にカベルネソーヴィニヨンを植える。
1978年にヒルサイドセレクトの前身となる最初のカベルネソーヴィニヨンをつくる。1983年に息子のダグがUCデーヴィスで醸造、ブドウ栽培学び他のワイナリーでの経験を積んだ後ににワインメーカーとして参加し同年に最初ヒルサイドのヴィンテージを生産。
翌年にイライアス(エリアス)・フェルナンデスをワインメーカーとして迎える。現在も社長のダグ、ワインメーカーのフェルナンデスでワイナリーの指揮をとっている。
専門誌や評論家からの評価も非常に高く、特に2000年代以降は数多くの受賞をしている。現在は、カベルネソーヴィニヨン以外にもシラーやシャルドネなども生産

ワイン名 | リレントレス(Relentless) |
ブドウ品種(2018) | シラー(86%)/プティシラー(14%) |
生産地 | ナパバレー(スタッグスリープディスクリクトすぐ南にあるヴァカ山脈に沿った小さな尾根の頂上と丘陵地帯) |
ワインメーカー・ノート(2018) | ブラックプラム、ハーブ、グリルゲーム、バニラ、レザー、ハーブ、リバーストーン、スパイスなど、豊富なアロマとフレーバーを提供します。ワインの豊かさ、バランス、活気は、何年にもわたるセラーリングでより大きな喜びを約束する熟した絹のようなタンニンで、あらゆるレベルで口いっぱいになり、魂を満足させる。 ABV15.8%、100%新樽フレンチオーク30カ月熟成 |
ワイナリー価格 | $95 |
評価(vivino/専門誌)※ | 4.38/94.2 (過去4ヴィンテージ平均) |
15,000円以下
ルイス・セラーズ(Lewis Cellars)
1992年にランディとデビール・ルイスによって設立されたナパバレーの小さな家族経営のワイナリー。1999年には息子のデニスが加わった。
ブドウ園の管理、ワイン製造、販売、流通のあらゆる側面で文字通り実践的であり、この課題とその過程で培った関係に取り組んでいる。世界クラスのワインを作ることが私たちの継続的な目標。
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、シラー、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランの年間総生産量は約9,000ケース。

ワイン名 | アレック・ブレンド(Alec’s Blend) |
ブドウ品種(2019) | シラー56%、メルロー30%、カベルネソーヴィニヨン11%、カベルネフラン3% |
生産地 | ナパバレー(スタッグスリープディスクリクトすぐ南にあるヴァカ山脈に沿った小さな尾根の頂上と丘陵地帯) |
ワインメーカー・ノート(2019) | ブルーベリー、ブラックチェリー、コーラ、チョコレートのフレーバーが溢れています。ココア、フローラル、セダリーのスパイスをまぶしたワインは、フレッシュなままで、フィニッシュを通して印象的なコクが増します。 |
ワイナリー価格 | $65 |
評価(vivino/専門誌)※ | 4.38/93 (過去4ヴィンテージ平均) |
1万円ちょっと
その他のワイナリー50ドル以下
ベックメンヴィンヤーズ(Beckmen Vineyards)
1994年設立、サンタバーバラのバラードキャニオンの西側に125エーカーの栽培面積、バイオダイナミック農法のプリシママウンテンヴィンヤーズを持つ家族経営のワイナリー。
下層に石灰岩、砂利を含む粘土質ロームの土壌。サンタバーバラの中でもローヌ品種の栽培に適した気候との組み合わせ。

ワイン名 | プリシママウンテンヴィンヤーズ・シラー(Purisima Mountain Vineyards Syrah) |
ブドウ品種(2019) | シラー |
生産地 | サンタバーバラ/バラードキャニオン(100%認定されたバイオダイナミック農法) |
ワインメーカー・ノート(2019) | 燻製、ジビエ、、コショウ、ブラックベリー、ココがアロマを際立たせます。エレガントで丸みを帯びた味わい、甘い黒い果実、ダークチョコレート、ジビエ、モカ、そして非常に長く、風味豊かなフィニッシュを通して風味を運ぶ上質なタンニンのコショウ。リリース時に少し若くてタイトな、デカンテーションまたは短期間の熟成が必要であり、次の15〜18年以上は美しく熟成。 |
ワイナリー価格 | $36 |
評価(vivino/専門誌)※ | 4.2/92.1(過去4ヴィンテージ平均) |
ハーマンストーリー(Harman Story)
2001年設立、シラー、グルナッシュを中心に、サンタバーバラ、パソロブレスの7つ以上の異なる栽培地域にある30のトップクラスのブドウ畑と契約しサインを生産する。単一畑やそれぞれの異なる地域ごとにラインナップがある。

ワイン名 | プリシママウンテンヴィンヤーズ・シラー(Purisima Mountain Vineyards Syrah) |
ブドウ品種(2019) | シラー |
生産地 | サンタバーバラ/バラードキャニオン(100%認定されたバイオダイナミック農法) |
評論家コメント(2018) | 濃い紫色、ブラックベリー、挽いたコショウ、燻製肉、ロースト肉の揺れるシラーノート、コクのあるコク、驚くべき純度、そしてシルキーでありながら存在感のあるタンニンが特徴です。この快楽に曲がった、セクシーでありながら純粋でバランスの取れたシラーは、今後7〜8年間いつでも楽しむことができます。ジェブ・ダナック96ポイント |
実績価格 | $50 |
評価(vivino/専門誌)※ | 4.3/93.3(過去4ヴィンテージ平均) |
テンスレー(Tensley)

ジョーイ・テンスレーによって設立されたワイナリー。ジョーイは1993年から、フェスパーカーでワイン業界でのキャリアをスタート、バブコックでアシスタントワインメーカー、1998年にベックメンでアシスタントワンメーカーとなり、そこで自身のレーベルをつくるためのスペースを提供される。
ローヌ品種をサンタバーバラのみから調達するという方針を決定。2001年のリリース当初から各専門誌、評論家の評価が高く、脅威のスピードで進化するワイナリーとして注目を集める。2016年にはサンタマリアのコルソン・キャニオンの115エーカーの土地を購入。

ワイン名 | コルソン・キャニオン(Colson Canyon Vineyard Syrah) |
ブドウ品種 | シラー |
生産地 | サンタバーバラ/サンタマリア(AVA)/コルソンキャニオン(畑) |
ワインメーカー・ノート(2017) | 私たちがコルソン(ブドウ畑)3年間ブドウ栽培を管理してきたことで、これまでで最高のヴィンテージの1つです。このクールなヴィンテージは、ブドウに風味と食感を発達させるのに十分な時間を与えました。先行する果実味と、それを美しくバランスさせるスパイシー、肉質、そしてコショウのニュアンス。10年以上熟成する能力がありますが、若くても親しみやすいワインです。 |
ワイナリー価格 | $44 |
評価(vivino/専門誌) | $4.18/95.2 (過去4ヴィンテージ平均) |
9,000円台
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