アメリカでも人気の高いピノノワール。特に、カリフォルニアとオレゴンは有名な産地。
多くのワイナリーから様々な価格帯のものがが出ていて、価格帯別でどう違うのか、どういったものを選んだら良いのか迷いますよね。
そこでこの記事では、価格別のピノノワールの特徴(地域や代表的な品種)について簡単に解説していきたいと思います。
そのうえで、この記事では30ドル~50ドルのおすすめのピノノワールを10銘柄ご紹介していきます。
- 価格帯別のピノノワールの特徴(地域や代表銘柄)を解説
- 50ドル以下でおすすめの銘柄を紹介
おすすめの選定基準は、消費者のレイティング(主にvivinoを参考)とプロのレイティング、日本を含む入手性と少し個人的な意見。
情報はたくさん入れていますが出来るだけ分かりやすく解説していきますので最後まで読んでみてください!
日本でも入手可能なものはリンクを貼っておきましたのでご参照ください。
カリフォルニア・オレゴンのピノノワールの価格帯
ピノノワールは産地や畑が他の品種と比較しても重要な役割を持つ品種。
単一畑(ワイナリー所有の自社畑や契約畑の畑名)>AVA(ロシアンリバーなど)>カウンティ(ソノマカウンティなど)>より広い地域(ノースコーストなど)>カリフォルニア
というように範囲が限定されるにつれて価格がが高くなる傾向にあります。
例えば、このラベルの場合は、
一番上に書かれているのがワイナリーの名前「Hartford Court」
その下に大きく書かれているが畑の名前「Far Coast Vineyard」
その下にあるのがAVA「Sonoma Coast」
となる。大きな範囲からいうとこのワインは、
①カリフォルニアにある
②ノースコーストの中の
③ソノマカウンティの中の
④ソノマコーストAVAの中の
⑤ファーコーストという畑、から採れたブドウで造ったピノノワール、ということになる。ラベルに書かれているのは④と⑤のみ。
特に、ピノノワールなどのアペラシオンを重視するような品種では⑤に近いほど高価なワインとなる傾向にあります。
ちなみにこちらのワインはワイナリー価格で$85なのでやはり高価。
カリフォルニアとオレゴンのピノノワールの価格は高いものから順番に以下のように分類できます。
200ドル以上
カルト・アイコンと呼ばれるのがこちらで生産量が限定されたマイクロサイトのもの。
例えば、ソノマカウンティのオーベル(Aubert)やマーカッシン(Marcassin)、ピーターマイケル(Peter Michael)、サンタバーバラだとシースモーク(Sea Smoke)などの入手困難なものはこの価格帯。
カベルネ・ソーヴィニョンにおけるナパバレーの一部のカルトワイン(スクリーミングイーグルやハーランエステートなど)ほどではないにせよ希少性から価格が高騰しているワイン。
100ドル以上
スーパーラグジュアリーとよばれる超高級ワインで一流ワイナリーの単一畑のものの中でも生産量の少ないものや畑の中でも特定のブロックのものはこの価格帯。
例えば、コスタブラウン(Kosta Browne)、リース(Rhys)、ウィリアム・セリエム(William Selyem)、ピーター・マイケル(Peter Micheal)、キスラー(Kistler)、オレゴンでもトップワイナリーのボー・フレール(Beaux Freres)などが有名です。
50ドル以上
ラグジュアリーと呼ばれる高級ワインで単一畑のものやがメインで、有名なAVA(American Viticultural Areas=ブドウの栽培に影響を与える特定の地理的、気候的特徴を備えた区切り)、ブレンドでも一流の作り手のものはこの価格帯。
有名な単一畑で様々なワイナリーに供給しているのは、ビエンナシド(Bien Nacido)、ソロモンヒルズ(Solomon Hills)、サンフォード(Sanford)、ピソニ(Pisoni)、ハイド(Hyde)、ギャップス・クラウン(Gap’s Crown)、ダットンランチ(Datton)など。また、自社所有のエステートで作っている例えば、ジョセフ・フェルプス(Joseph Phelps)などもこの価格帯。
以下に紹介しているのは、主に50ドル以上のワイン
このあたりの価格帯だとなかり良いものが選べるしワイナリーも多い、産地や畑ごとの特徴もあって一番面白い、日本で人気のカレラやオーボンクリマもこの価格帯が充実
50ドル以下(30~50ドル)
今回ご紹介するのがこの価格帯。品質と価格のバランスも良くうまく探せばかなりレベルの高いピノノノワールに出会うこともできます。
ウルトラプレミアムと呼ばれる価格帯で、有名な作り手で単一畑のものをみつけるのは難しく、AVA単位がメインとなる。
有名なAVAでカリフォルニアではアンダーソンバレー(Anderson Valley)、ロシアンリバー(Russian River)、ソノマコースト(Sonoma Coast)、サンタクルズマウンテンズ(Santa Cruz Mountains)、サンタルチアハイランド(Santa Lucia Highlands)、サンタマリア(Santa Maria)、サンタリタ(Santa Rita)
オレゴンだとウィラメットバレー(Willamette Valley)など
【選んだ基準】
- 大手ワインアプリのVivinoでレイティング数が1,000以上あって平均が4.0以上のもの
- パーカーポイントなど有名な雑誌や評論家のレイティングが高いもの
- 米国内での入手性が高く、日本でも入手できるもの
- 上記以外でも個人的におすすめなもの
20~30ドル
プレミアムと呼ばれるこの価格帯はあらゆる規模のワイナリーがカウンティ単位もしくはブレンドで出しているケースが多い。AVA(アメリカ)単位のものも探せばある。
カウンティ単位(もしくは広い地域のAVA)だと、メドシーノ(Mendocino)、ソノマカウンティ(Sonoma County)、サンタバーバラ(Santa Barbara)、オレゴン州だと、ウィラメットバレー(Willamette Valley)、など。
カレラのセントラルコースト、オーボンクリマのサンタバーバラなど、20ドル前後ですのでこちらに入ります。
価格設定の具体的な例(カレラ(Calera))
では、日本でも有名なCaleraのピノノワールの現在のリリースをもとに実際にどういう価格帯になっているかをみてみます。
カレラはカリフォルニアでもピノノワールでは有名な作り手で比較的分かりやすい価格設定なので参考になると思います。
2019 Calera Mt. Harlan Pinot Noir Jensen Vineyard : 105ドル
カレラは、カルフォルニアのセントラルコーストのマウントハーランAVAにあるワイナリー。その中に6つの異なるエステート(自社畑)を持っていて、こちらは、シグネーチャーとなるエステートのもの。
価格はラインナップの中でも最も高く$105
2019 Calera Mt. Harlan Pinot Noir Reed Vineyard : 85ドル
こちらもエステート(自社畑)の単一畑のもの、先ほどのシグネーチャーと同様に評価の高いものだが、$85、こちら以外にもいくつかの単一畑があるがいずれも自社畑のものは$85の価格設定。
他の契約畑の単一畑は$50のものもラインナップ。(近隣のサンタクルズマウンテンズやモントレーカウンティの畑のもの)
こちら、単一畑のリード、2016年ヴィンテージは日本でも8,000円台。
2018 Calera Santa Lucia Highlands Pinot Noir : 50ドル
こちらは、AVA単位のもの。カレラがあるセントラルコースト内のモントレーカウンティにあるサンタルチアのもの。ピゾーニなど有名な畑もある地域。
そのAVA単位のピノノワール。
2018 Calera Central Coast Pinot Noir : 30ドル
こちらが、カレラの中でも最もリーズナブルなもの。セントラルコーストと広い地域のブレンド。
【結論】
こちらは、典型的な例で他のワイナリーでも同様の価格設定を行っているところが多い。
シグネーチャーとなるような自社の場合だとエステートでも最上級だったり、生産数量が限定されたものが最も高級、そのあとに、単一畑→AVA単位→広域なブレンドといった形。
50ドル以下(30~50ドル)でおすすめのピノノノワール
50ドル以下でおすすめのピノノノワールを紹介していきます。
ノースコーストからは、ソノマカウンティのソノマコーストが2銘柄、ロシアンリバーが2銘柄、さらに北のメンドシーノのアンダーソンバレーから1銘柄。
セントラルコーストからは、サンタクルズマウンテンズから1銘柄、サンタバーバラのサンタリタヒルズから2銘柄。
最後に、オレゴンのウィラメットバレーから2銘柄で、合計10銘柄を各地域からバランス良く選んでみました。
Joseph Phelps Freestone Vineyards Pinot Noir
ジョセフフェルプスはボルドーブレンドの「インシグニア」が最も有名でオーパスワンとともにカリフォルニアを代表する高級ワインの代名詞的な存在。
こちらのワイナリーはソノマカウンティ内のソノマコーストにも自社畑を持ちその中でも最も手頃で小売店でも入手しやすいのがこちらのフリーストン。レイティングも非常に高く19年のヴィンテージはパーカーポイントで96点、Vivinoでも4.2と高評価。
ワイナリー価格は70ドルですが、トータルワインや時期や場所によってはコストコでも50ドル以下で購入可能でこのレベルではかなりお買い得。
生産者 | Joseph Phelps(ジョセフフェルプス) |
ワイン名 | Freestone Vineyards Pinot Noir(フリーストンヴィンヤード・ピノノワール) |
ブドウ品種 | ピノノノワール |
産地 | ソノマカウンティ/ソノマコースト/フリーストン |
評価 | 2019 ヴィンテージ RP96, JS95, JD94, WE94, WS92 2018ヴィンテージ WE96, JS95, RP94 2017ヴィンテージ WE96, JS94, JD93 Vivino 4.2 |
価格 | ワイナリー価格$70(実勢価格は$50以下) |
ブドウは夜間に収穫され、手作業で選別された後、果実はタンクに重力で供給され、最終ブレンドで全体平均 8% の全房を使用して長時間の自然発酵が行われます。定期的なパンチダウンにより、ソノマ・コースト西部のこの地域でよく見られる土とクローブの独特のスパイスの特徴を備えた、素晴らしい構造と焦点の合ったワインが生まれます。2021年のピノ・ノワールはフレッシュで生き生きとしており、香り高いブラックラズベリーとチェリーのアロマが素朴な林床のノートに包まれています。ジューシーなビング チェリー、香ばしいハーブ、熟したダーク ベリーが、酸の構造とバランスを備えた複雑でテクスチャーのある味わいを生み出し、魅力的なフィニッシュへと導きます。
2021ヴィンテージ、ワインメーカーノート
こちらは18年のヴィンテージですが、日本でも8,000円台で購入可能
Flowers Sonoma Coast Pinot Noir
さきほどのジョセフフェルプスに続いてソノマカウンティ内のソノマコーストAVAにあるワイナリー。
1989年にフラワーズ夫妻によって当時は知られていなかったソノマコーストの起伏の激しい尾根に土地を購入、1990年代からピノノノワールとシャルドネの栽培を開始し今ではカリフォルニアを代表するピノノノワールとシャルドネの作り手となっている。
日本でも比較的入手しやすい。こちらはソノマコーストAVA単位のもので域内のパートナーのブドウ畑のものを使用している。
こちらもトータルワインでは40ドル台で手に入ります。
生産者 | Flowers Vineyards & Winery(フラワーズ・ヴィンヤード&ワイナリー) |
ワイン名 | Sonoma Coast Pinot Noir(ソノマコースト・ピノノワール) |
ブドウ品種 | ピノノワール |
産地 | ソノマカウンティ/ソノマコースト |
評価 | 2021 JS93 2019 JS93, JD92, WE91 2018 JD93 Vivino 4.3 |
価格 | ワイナリー価格$70(実勢価格は$50以下) |
赤と青のフルーツの美しいミックスが、スミレ、スパイス ノート、常緑樹の森の新鮮で心に残る品質の特徴的な層と共に展開します。ブルーベリーのほのかな香りが、味わいの中で爆発するチェリーに加わり、きめの細かいタンニンと美味しくジューシーな酸味によって、同じように研ぎ澄まされ明るくなります。
2021ヴィンテージ、ワインメーカーノート
こちらは2019年ヴィンテージが日本でも7,000円台で購入可能。
Hartford Court Russian River Pinot Noir
1994年設立の家族経営のワイナリーで、ピノノワール、シャルドネ、ジンファンデルなどを生産、ピノノワールはロシアンリバーをはじめとしてノースコーストの主要な生産地のものを使用、自社畑や長期契約のパートナーの畑を中心に高品質のブドウのみを使用して評価の高いワイナリー。
単一畑のものが多いがこちらは、ロシアンリバーのAVAのもので50ドル以下と比較的リーズナブル。
生産者 | Hartford Court (ハードフォード) |
ワイン名 | Russian River Pinot Noir(ロシアンリバー/ピノノワール) |
ブドウ品種 | ピノノワール |
産地 | ソノマカウンティ/ロシアンリバー |
評価 | 2019 JD94, WS92 2018 JD95 2017 JD95, RP90 Vivino 4.2 |
価格 | 実勢価格は$40 |
ブラックチェリー、ブルーベリー、ブラックカラント、オールスパイス、ロームの香りに続いて、野生のラズベリー、ダークベリー、砕いた岩のミネラル感が続きます。濃密な口当たりの後に、甘くジューシーな口当たりが続き、酸味、シルキーなタンニン、ほのかな素朴な後味に支えられています。
2021ヴィンテージ、ワインメーカーノート
最新の21年ヴィンテージが7,000円台
Gary Farrell Russian River Selection Pinot Noir
こちらもロシアンリバーのワイナリーのゲイリー・ファレル。
カリフォルニア内の有名な単一畑のピノノワールを生産する。1980年代からロキオリなどの優秀な畑との契約によってワイン作りをするロシアンリバーのパイオニア的な存在。
ロシアンリバーセレクションは、そのロキオリなどを中心とした域内の畑のピノノワールをブレンドしたもの。
生産者 | Gary Farrell (ギャリー・ファレル) |
ワイン名 | Russian River Selection Pinot Noir(ロシアンリバー・セレクション・ピノノワール) |
ブドウ品種 | ピノノワール |
産地 | ソノマカウンティ/ロシアンリバー |
評価 | 2021 WE93 2019 JS95, WE93 2018 WE94, W&S 93 Vivino 4.2 |
価格 | ワイナリー価格$45(実勢価格も同等) |
このゴージャスなピノ ノワールは、チェリー リキュール、甘いタバコ、新鮮なフェンネル、バラの花びら、ボイセンベリーのプリザーブドの魅惑的なアロマで始まります。幅広く、若々しく、ピリッとした、しかし複雑な味わいは、ブラッド オレンジ、サワー チェリー ジャム、タマリンド、ラズベリー ジャーク ソースのジューシーなフレーバーと、香ばしい緑のオオバコのヒントをもたらします。しっかりとしたタンニンとピリッとした酸味がフルボディのテクスチャーを生み出し、信じられないほど長くスパイシーなフィニッシュをもたらします。
2021ヴィンテージ、ワインメーカーノート
こちらは、2019年のヴィンテージで6,000円台。
Goldeneye Anderson Valley Pinot Noir
ナパバレーにある大手ワインメーカーのダックホーンがノースコーストの北端のメンドシーノのアンダーソンバレーでピノノワール専業のワイナリーとして設立したのがゴールデンアイ。
域内自社畑や契約畑の12のブドウ園から調達して作られるアンダーソンバレーを代表するピノノワール。
生産者 | Golden Eye(ゴールデンアイ) |
ワイン名 | Anderson Valley Pinot Noir(アンダーソンバレー・ピノノワール) |
ブドウ品種 | ピノノワール |
産地 | メンドシーノ/アンダーソンバレー |
評価 | 2020 JS92 2019 CG90 2018 WE93, JS91 Vivino 4.3 |
価格 | ワイナリー価格$62(実勢価格は$50以下) |
アンダーソン バレーの風味豊かな多様性を捉えたこの魅力的なピノ ノワールは、新鮮なラズベリー、ブラック チェリー、リッチなブラックベリー パイのアロマを示し、ほのかな温かいベーキング スパイス、ペニーロイヤル、海のしぶきの塩分を含みます。口に含むと、鮮やかでバランスのとれた酸味としなやかなタンニンが、ビング チェリーとブランブル ベリーのジューシーなフレーバーを囲み、皮革と朝食用の紅茶のノートが長く続くフィニッシュにニュアンスを加えます。
2020ヴィンテージ、ワインメーカーノート
日本でも6,000円前半で買えるようです。
Domaine Eden Pinot Noir
シリコンバレーとモントレー湾の間にあるサンタクルズマウンテンズAVAにあるマウントエデン。
そのマウントエデンあ2007年に取得したのがこちらのドメーヌエデン。2018年のヘンリー王子とメーガン妃のロイヤルウェディングで選ばれたワイン。
生産者 | Mount Eden Vineyards(マウントエデン・ヴィンヤード) |
ワイン名 | Domaine Eden Pinot Noir(ドメーヌエデン・ピノノワール) |
ブドウ品種 | ピノノワール |
生産地 | サンタクルーズ・マウンテンズ |
評価 | 2019 WS90 2018 WE93, JD91, WS91 2017 RP93, WE92 Vivino 4.2 |
価格 | 実勢価格$40 |
この若いワインには好きなものがたくさんあります。ミディアムボディで、ラズベリー、アニス、バニラのアロマを示し、クラシックなブルゴーニュの特徴を核にしています。このヴィンテージは酸味が良く、タンニンをサポートし、5年から15年の熟成の可能性があります。
2019年の雨が多かったのは幸運でした。その結果、ブドウの木はほとんどストレスなくよく育ち、作物は平均的な大きさでした。ドメーヌエデンの物件は、カラスが飛ぶようにマウントエデンエステートから約1マイルの距離にありますが、6マイルをドライブするには30分かかります。これは、サンタクルス山脈をほぼ要約したものです。
2019ヴィンテージ、ワインメーカーノート
2018年が6,000円以下
Melville Sta. Rita Hills Estate Pinot Noir
1989年にソノマカウンティのナイツバレーでロン・メルヴィルによって設立された家族経営のワイナリー。1996年に冷涼な気候でピノノワール、シャルドネ、シラーを育てたいというロンの長年の願望をかなえるべくサンタ・リタへ移ることを決意。
サンタリタの中心部に120エーカーの自社畑を持つ。土壌は主にロンポック砂丘砂、粘土質ロームとモントレー頁岩が点在。ピノノワールのクローンが17種類、それらの特徴を活かすための醸造。
こちらもトータルワイン40ドル前後とお買い得。
生産者 | Melville(メルヴィル) |
ワイン名 | Sta. Rita Hills Estate Pinot Noir(サンタリタヒルズ・エステート・ピノノワール) |
ブドウ品種 | ピノノワール |
産地 | サンタバーバラ/サンタリタヒルズ |
評価 | 2021 RP94, JD93 2020 RP91, W&S91 2019 WE95, RP93 Vivino 4.0 |
価格 | ワイナリー価格$44(実勢価格も同等) |
明るいブラック チェリー、レッドカラント、クランベリー、ラベンダー、オール スパイス、砕いたハーブのアロマとフレーバーを提供する寛大で贅沢なカベルネ ソーヴィニヨンでグラスを満たします。このみずみずしく鮮やかな果実味はすべて、熟したカシミアのようなタンニンとシームレスに調和しており、慎重にセラーで保管することで何年にもわたる美しさを約束します。
2019ヴィンテージ、ワインメーカーノート
こちらは最新の2019ヴィンテージが日本でも1万円台中盤で購入可能
こちらのワイナリーについては以下の記事も参考にしてみてください。
Sandhi Sta. Rita Hills Pinot Noir
こちらもサンタバーバラカウンティ内のサンタリタにある2010年設立と比較的新しいワイナリー。
サンフォード&ベネディクトなどの域内の有名な契約畑の単一のものもあるが、こちらは、ブレンド。半分以上がそのサンフォード&ベネディクトの樹齢40年のブドウのものを使用。
生産者 | Sandhi(サンディ) |
ワイン名 | Sta. Rita Hills Pinot Noir(サンタリタヒルズ・ピノノワール) |
ブドウ品種 | ピノノワール |
産地 | サンタバーバラ/サンタリタヒルズ |
評価 | 2021 RP96 2020 RP93 2019 V91 Vivino 4.0 |
価格 | ワイナリー価格$35(実勢価格も同等) |
この着実な生育期の結果、2021 年のサンタ リタ ヒルズ ピノ ノワールはエレガントで複雑になり、高いトーンの赤い果実、野生のハーブのノート、そしてスパイシーで濃いベリーの説得力のあるノートがフィニッシュに現れます。ワインは、サンタ・リタ・ヒルズの西部にある自社のドメーヌ・ド・ラ・コート、およびブドウ栽培チームが管理する他のブドウ園から調達されています。
2021ヴィンテージ、ワインメーカーノート
2019ヴィンテージが4,000円台。
2020ヴィンテージだと5,000円台。
Domaine Drouhin Oregon Pinot Noir
ドメーヌ・ドルーアンはブルゴーニュの有名なメゾン・ジョセフ・ドルーアンが1987年に設立したワイナリー。
ダンディヒルの頂上に位置する235エーカーの土地に130エーカーのブドウ畑と4階建ての重力式レイアウト(ポンプを使わず重力を利用してワインを移動させるためワインへのストレスが少ない)のワイナリーをもつ。
生産者 | Donaine Drouhin(ドメーヌ・ドルーアン) |
ワイン名 | Oregon Pinot Noir(オレゴン・ピノノワール) |
ブドウ品種 | ピノノワール |
産地 | ウィラメットバレー/ダンディヒルズ |
評価 | 2021 WS94 2019 RP96, JS94, WS93 2018 RP94, WE94, JS93 Vivino 4.1 |
価格 | ワイナリー価格$48 |
私たちの 2021 年のピノ ノワール ダンディー ヒルズは若々しく明るく、穏やかで理想的な収穫条件で終わった混乱した生育期を巧みに軽視しています。ノーズでは、ブラック チェリーと熟したサワー チェリーのトーンがはじけ、乾燥したスミレと軽くローストしたコーヒー豆のニュアンスが感じられます。味わいは、新鮮なラズベリー、クランベリー、そしてはっきりとした素朴なタッチの追加されたノートで鼻を確認します。このワインは現在、美しく、力強く、エレガントですが、5~12年のセラーで完璧な状態になると思います。
2021ヴィンテージ、ワインメーカーノート
RP96ポイントの2019年が5,000円台
Resonance Willamette Valley Pinot Noir
ブルゴーニュのルイ・シャドが2013年にオレゴンで設立したワイナリー。ウィラメットバレーのヤムヒルカールトンに理想的なブドウ畑をみつけて購入。
こちらは、その中ではエントリーとなるものでワイナリー価格は45ドルながら評価が高い。
生産者 | Resonance(ダオウ・ヴィンヤード) |
ワイン名 | Willamette Valley Pinot Noir(ウィラメットバレー・ピノノワール) |
ブドウ品種 | ピノノワール |
産地 | ウィラメットバレー |
評価 | 2021 WS94 2019 WS94, W&S92, V91 2018 WS93, JS92 Vivino 4.0 |
価格 | ワイナリー価格$45(実勢価格$40) |
深みのある輝きのあるダークルビー色。ノーズでは、赤い果実のアロマが、スパイスと木のタッチとエレガントに組み合わされています。チェリーやスグリのようなフレーバーが口の中で際立ち、柔らかなタンニンと心地よいミネラル感でフィニッシュします。
2021ヴィンテージ、ワインメーカーノート
2017年が5,000円台。
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